パワースポット高千穂から更新中、ヨガインストラクターのともこです。
人にやさしく、されたとき~♪
自分の小ささを知りました~♪
こ、これは、あの懐メロのMONGOL800!?
(↑久しぶりに登場、
私の中の煩悩の化身、名付けてぼん子。食欲旺盛)
は~、懐かしい、通称モンパチ~。カラオケで盛り上がりますよね~。
確か洗剤のトップのCM曲でしたよね。
(曲動画は記事の一番下に貼り付けました)
あ~な~た~に、あいたくて~あいたくて~♪
違うよ?
え?
2歳から教えるヨガの教え10カ条の続き、3つ目よ。
え…ええ!?い、いや、でも、今明らかにメロディーがついてた…
ほら、『 ♪ 』マークついてるし!
教えって、メロディーついてたらダメなん?
お坊さんが木魚叩きながら言ってる念仏だって、メロディーあるよね?
え?ん?ま、まぁ、確かに?(なんかモヤモヤ)
ともこさん、教えって、
子どもが社会と調和していくために、お母さんが示せる教えですよね?
そうそう、その教えの10個は、ヨガの言葉で、ヤマニヤマって言うんだけどね、
その3つ目はね、もう教えのレベルを越えて、法律でも罰せられることも多いんだけど…
え!?かなり重要ですね!?
「不盗」アスティヤ
自分の利益のためだけに、人のモノ、奪ったらだめでしょ!っていう教え。
「不盗」
ヨガの言葉で
「アスティヤ Asteya」
です!
泥棒はもちろん、オレオレ詐欺も、不倫で、嫁、旦那さんを奪うのも、法律的に、そしてヨガ的にもアウトです!
食べ物も買うときはお金を払いましょう~。(運転中の2人目みーとん)
た、たしかに犯罪ですね…。
でも、本当に身近なところでちゃんと守れてる?
友達に借りたままの、服とかCDとか、そのまんまで借りたこと、なかったことになってない?
ギクッ! 確かに、産後ヨガの本借りっぱなし…
それ、友達からしたら、どんな気持ち?他の人にも貸したいかもよ?
い、い、嫌ですよね…自分からは返してって言いにくいし…。
今度からこの人とは貸し借りやめようってなったら、後々必要なものを借りれずに困るのは自分だしね。
あとね、相手の
時間、機会、権利とかも奪ってはダメ
だそうな。
私も実はママ友の集まりとか、いつでも時間を守れるわけじゃなくて、それって相手の時間奪ってるんだよね。
確かに、子どもがいたらなおさら想定外のことがあって、なかなか予定通りにいかないことがありますもんね。
遅刻しちゃった時は、どうしてるんですんか?
第1の教えの「非暴力」で、
相手の気持ちを損ねるつもりはなかったんだよって言うのと、
かつ第2の教えの「誠実」で、
遅れた理由を正直に伝えて、ごめんなさい、って言ってる。
へぇ、そうやって別の教えも生かせばいいんですね。
そうそう、
最優先順位は、1つ目の教えから
になるよ。いや、もちろん、遅刻しないが一番なんだけどね(苦笑)
アスティヤを破る原因
ともこさん、
どうやったら「アスティヤ」の教えを守れるんですか?
そもそも、なんでアスティヤを破っちゃうんだろう?
『人にやさしく~されたとき~♪』
え?
人にやさしく~されたとき~♪ はいっ!
え、ええ??
人にやさしく~されたとき~♪はいっ!
じ、じ、自分の小ささを知りました~???♪
そう、自分が小さいからだと思うの。
ガーン!私、小さいのね!!!
自分が小さいってね、
「自分はこの肉体のみだ。他人とは別物だ。」って考えで、
その小さな範囲の自分の利益だけに執着してること、
だと思うんだよね。
言い換えると、
自分さえよければいい、って思うこと。
アスティヤが守れないと
だから、
食べ物、着るもの、生活用品、果てやお金や権利、時間まで、他人に与えたら
自分が損する
って気持ちになる。
おばあちゃんが、孫にくれたはずのパピコを、2つに割ってわけもせずに、
夜中に隠れて一人でたいらげる、みたいな。
は!?見られてた!?監視カメラどこ!?
そういった考えの人の幸せの中心って、
モノ、お金、権利をた~くさん持つこと、
になる。
でも、それらは限りがあるものだから、
もしみんながみんな、限りがあるものをより多く持つのが幸福だと思っていたら、
それこそ奪い合いになってしまうじゃない?
奪い合いって、やっぱり
社会の中で調和して生きていく「生き方上手」
には反してるよね。
だから、人のモノを盗るな、アスティヤ、が教えになってる。
パピコ、2つに割って1個子供にあげるから、監視カメラ外してください…
アスティヤを守るには
それで、アスティヤを守るコツなんだけど、
相手は別物って考えに執着するから、自分が小さくなってしまうから、
相手も自分だと思って大切に扱えばいいんじゃない?
ん?なんか単純なようで難しいような…
じゃ、なんで
「人に優しくされたとき、自分の小ささを知りました」
なんだろう?
へ?
ぼんちゃん、自分に優しい人って、好きだよね?
もちろんですよ、それがイケメンだったら、更にときめき♡
ぼんちゃん、「この人、自分に優しいな~」って、どんな人に思うの?
ん~、例えば、お金くれる人でしょうか?
さすが、煩悩のぼん子。キャラがぶれません。
それも含めて、とにかく
「自分の大切なモノゴトをサポートしてくれる他人」
を、人は優しいって思うんだよ。
逆に傷つける人は、優しくないな、って。
それって、自分だけを大切にして、そこに執着してることと真逆だもんね?
あ~、だから、人にやさしくされたら、自分は自分のことだけだった~!って小ささを感じるのね!
そうゆうこと!
だからね、サポート範囲が小さく自分だけに執着してるとアスティヤが守れなくなっていって、
逆に、サポート範囲が、他人の大事なものまでに広がると、アスティヤにつながると思うんだよね。
アスティヤを守ると
アスティヤを守ると、どうなるの?
ヨガの経典だと、
「アスティヤを守る人には、すべての富が手に入る」
って書かれてるよ。
私なりに思うのは、有限の他人と比較できるものだけが富じゃないと思うんだよね。
ヨガで求めている、穏やかな心もその一つじゃないかな?
人は悩んでいると、幸せを感じにくくなるでしょ?
持っているからこそ生まれる悩み、維持するための焦り、失う不安。有限の価値に左右される幸福。
お金やモノを沢山持っていても、悩む人は悩んでしまう。
それに、
自分の価値さえイコール有限の価値だと思ってしまったら、持っていない人を差別したり、
利益のための付き合いだけで、「心」の付き合いってなくなっちゃうよね。
そんな人は嫌われるから、生き方上手じゃなくなっちゃうよね。
それだとね、
自分のお葬式の時、悲しんでくれる人
はいるのかな?
相手や相手の大切なものを、自分のことのようにサポートしてきて積み重ねた友情は、
困ったときは、自分が持っていなくても、必要なものを差し出そうとしてくれる、
助けてくれる、そばにいてくれる、
お葬式の時には涙を流してくれる、
そこまで信頼しあえる友情を育んでくれると思うよ。
その友情って、
モノに頼る幸福より、それにも勝る心の穏やかさ、安定、心の強さをくれると思うよ。
自分が亡くなっても思いをはせてくれる人がいれば、
それは「この小さな肉体だけが自分」の域を超えて、実在も越えて、残っている、誰かの心に、ってことだからね。
相手を自分のようにサポートすれば、自分は相手の心に残ったりする。
それは比較できない有限を越えた、時空を超えた、富な気がする。
うちの子にも、そんな友達、できたらいいなぁ。
もういいです。パピコ、子どもと旦那にあげて、私いらないです。
2歳から伝えるアスティヤ
でも、2歳の子には、どう教えたらいいの?
うちの子、今イヤイヤ期で、他の子のモノが欲しくて取り上げたりして、
まさに「不盗」が守れなくて大変なんですけど…(涙)
それは、頭ごなしに、「ダメッ」じゃなくて、
「欲しかったんだね、おもしろそうだもんね」
って、まずは好きで欲しい気持ちを代弁してあげて。
で、その後に、「でもお友達にとって大事なものだからダメなんだよ」、って伝えましょう。
欲しいんだね、って気持ち認めるだけ?というか、認めてよいの?
そもそも、イヤイヤ期って、理解して我慢する脳の部分がまだ発達してないの。
でも「自分の軸で」「好き、嫌い」だったりの感情を持つ脳の部分は出来上がってるの。
だから、ただ頭ごなしに「ダメッ」っていうと、感情を持つ脳の部分だけが反応して
理解するより、お母さんへの恐怖が残るだけ
なんだよね。
自分軸の好き!欲しい!っていう気持ちを主張するってことは、
小さな自分をサポートしてる
ってこと。
それは、
相手をサポートする前に、まず自分で練習をしている期間なんだなー、
って思てあげると、イヤイヤ期も少しは楽になるかも。
相手をサポートするときに、まず、相手の気持ち、欲求が想像できないとサポートしようがないじゃん。
で、わかるには、まずは自分で同じような気持ちを体験しておかなくちゃだよね。
だから、子どもの相手のものが好き!欲しい!って気持ちを認めて代弁してあげることが、
アスティヤを2歳から学ばせる、最初のステップなんです。
そうだよね、
急に大人な対応ができる子どものほうが、珍しいよね。
そっか、まずは自分でサポートの練習させてあげるのか…。
我慢を覚える脳の部分が発達して、
イヤイヤ期が終わったな~、と思ったら、
話す機会を盗まない。相手の話を最後まで聞く。
から、「不盗」を教えてあげるといいんじゃないかな。
相手は、
自分を受け入れてくれた!と自分の「仲間」だと思ってくれる
と思うよ。
まとめ
さ、ぼんちゃん、まとめてみて?
ん~っとですね。
生き方上手なヨガ知恵10か条 その3
【「不盗」アスティヤ asteya 】
・自分の利益のためだけに人のモノを盗らないという教え
・守るコツは、自分だけに執着せずに、サポートする範囲を自分から他人に広げていく
・アスティヤを守る人は、全ての富を手に入れる
・2歳からのアスティヤ
①イヤイヤ期のお子さんには
小さな自分の心の動きを大事にしている時期なので、その気持ちをそのまま代弁してあげる。
他人を大事にする前に、まずは自分で練習します。
②イヤイヤ期じゃないお子さんには
話す機会を奪わない、最後まで話を聞くことから、教えてあげて。
それは、有限の富以上の友情、信頼を手に入れながら、周りに受け入れられる力を身につけます。
ぶんちゃん、よくできたから、パピコあげるよ!
また監視カメラ見る気ですね!?
(アナウンサー風に)それでは聞いてください、MONGOL800で、「あなたに」。
1つ目の教えはこちらをクリック↓
2つ目の教えはこちらをクリック↓
最後までお読みいただきありがとうございました。パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこでした。