パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこです。
今回は高千穂で雲海を見るおすすめスポット第二弾!サイトやガイドブックに紹介されていない、地元人だからこそ知る隠れ穴場的な雲海スポットを紹介します。
本当は…穴場すぎて…教えたく…ないです…
高千穂の雲海は、神様が地上に降り立った道
前々回の記事で説明したとおり、高千穂の雲海は神話の神様が通った道。
そんな「雲海」を是非見て、高千穂に足を運んでくださったときは、パワースポットの力をより感じて帰っていただきたいなぁ、と思っています。
↓前々回の記事はこちら。 確実に見るための詳しい雲海発生の条件と適した時期、日の出の様子も掲載中。
ではでは、今回はおススメの場所の3つのうち2つ目をご紹介!
おススメスポット『烏帽子岳』
中心街から距離 ★☆☆☆☆
中心街から約8.3キロ 車で40分(高千穂神社発)
グーグルマップ表記だと1時間14分だけど、そんなにかからないと思います(汗)
行きやすさ ☆☆☆☆☆
一本道だし、柵ないし、坂道だし、道から外れたら下に落ちる山道だし、極めつけは雲海の中を抜けている最中だと視界真っ白。
くねくね道だし、酔いやすい人は酔います。車を降りた後も少し歩くので、その道も転びやすくて危ない!
見る環境 ★☆☆☆☆
狭いし、柵もない、崖の上で危ないです。車も停めれて3台くらい…。
7,8人がぎゅうぎゅうでなんとか、くらい?だいたいあと1組くらいカメラマンっぽい人か、地元の人がいます。でも1人占めできた日は雲海1人占め気分!
見え方 ★★★★☆
右と後方は建物で見えませんが、前方と左が見えます。
標高があり山を見下ろす感じになるので、前方に広く望むというより、高いビルから下の道を歩く人をのぞき込むような高低感の迫力。
いざ出発!
そもそもこの道はなぜできたのか?それはこのテレビ局の電波塔を設置するため。なので、「普段の運転を快適にするために整備された道」ではありません!
電波塔の横に立つアンテナさん。
「電波塔チェックしようか~」な仕事人の方がたま~に通る山頂への道。何が言いたいかというと、そう・・・!
行きにくいです。
もっと言うなら、
若干危険です。
そ、そ、それでも、雲海を見るためなら!!
前日の天気予報的に雲海出ない気がして朝遅めに起きたら、雲海出てるような空模様!お互い我が子を声で起こさぬよう、義妹とLINEで静かに会話(笑)
ということで、今回は妹に運転をしてもらい、しゅっぱーつ!!!
おお!前回の記事は5:55だったけど、今回は6:54!(ナビじゃないほうのオレンジ色に光る時計。)
まさに雲海に出会うためのカウントダウンをしているよう!(ちなみにこの時間だと朝日はもう昇っています(汗))
まずは高千穂神社前の交差点から、スタート。高千穂神社と派手なドラックストアに挟まれた道と逆の方向に進みます。
そのままメインのような道をまっすぐ進むと、(写真的には下ると、)中学校の入り口も通り過ぎ、右に橋が見えてくるのでそこを渡るため、右に曲がります。(写真右下の青葉大橋)
その橋を渡れば、あとは例外1か所を除いて基本メインっぽくて下りではなく上り坂な道をひたすら選んで真っ直ぐ行けばゴール!!!
雲海を見下ろしに行くため、今は雲海の中を通っているわけだから、もちろん視界は雲海で真っ白!この白さが視界を悪く行きにくくする要因の一つ。
右見ても白!
左見ても白!
この道が例外の一か所。左に青い看板で「烏帽子岳」と書いてあるので、左折です。(画質悪くてごめんなさい。でも、道が狭くて対向車来たら怖いので、撮りなおしに止まる勇気もなく…(汗))
曲がったあたりから「対向車来ないでくれ~~~!」な狭い1本道になってきます。
道より先はもう真っ白…。カーブミラーないし…。ちなみに左に落ちたら茶畑へダイブです。
更に登るといよいよ山の中。
いや、ほんとカーブミラーないよ…。前方注意過ぎるよ…。
あ、少し明るくなった?雲抜けて朝日が近い?
あ、あの光はもしや朝日!?
よ~し!雲海抜けた!!
雲海抜けるのにだいぶ時間がかかったな~。ということは、今回の雲海は分厚そう!期待大!!
あ~~~!!!ここで、出会っちゃったよ、対向車~~~!!!(涙)
こういった時間帯に登ろうとすると、朝日を見て満足して帰る人に合う確率があるので注意です(涙)避けたい場合は、日の出前に到着できるように。
今回、相手の方がなんとかバックしてくださり、すれ違えました…(汗)
あ、アンテナが見えた!
見えたら車を停めて、あとは歩いて登っていきます。NHK電波塔の方へ。
そしたら、塔がある左へではなくて、右の斜面に沿った道へ進みます。
前方は妹と妹の友達。
私も紅葉を踏みながらレッツゴー!
ここも、転げたら山の斜面コロコロコロだな…。ソロリソロリ。
この電波塔の柵の間を通って…
ついたーーーーーー!!!
烏帽子岳で見えるもの
烏帽子岳の雲海の写真の前に、前回と同じく雲海が見える場所には何があるのかご紹介。
ここは、本当に電波塔の建設された場所なので、
電波塔。
そして、アンテナ。
それでですね、あともう1つあるんです。
右側にこんな岩肌があるんですよ。はい、スパイダーマン、いや、進撃の巨人の巨人?のようにそれを登る私です。
登って雲海スポットを振り向くと見るとこんな感じ。
赤い服は妹。
そして、改めて登った場所を振り返ると。
ありました。 小さな小さな祠(ほこら)。小さな鳥居も付いています。
おっと、忘れていました、私、決して雲海ハンターではなく、本業はヨガを伝達するヨガインストラクターです。
さて、この祠や鳥居は神道のものですよね。そしてヨガと神道、共通するものがあります。
それがヨガにある「日常生活を快適に過ごす10個の教え」の1つ。
「イーシュバラ・プラニワーダ」
ざっくり言うと、『万物に神様が宿っていると考え』て感謝と尊敬の念を持って過ごすこと、です。
『万物に神様が宿っていると考え』って、神道の観念「八百万(やおよろず)の神」とソックリですよね?
なのでヨガ的にも、神道的にも、もし雲海が見れたときは自然の力に畏敬の念を表しにこちらの祠も覗いてみてください。(もちろん足場に気を付けて(汗))
そして見れないときでも、この烏帽子岳まで来れた
自分の健康(歩ける足とか…)や
財力(交通費を稼げた自分ありがとう!お疲れ様!とか)、
生活環境(休みを高千穂まで足を伸ばせる豊かな生活してるな~、とか)を感謝してみてください。
そうすると、
意識が外側に向きやすい日常から、意識を自分の内側へと向けなおして、ここパワースポット高千穂の力も借りながら、気持ちを整えて帰れるんじゃないかと思うんです。
神様に会いにと言っていますが、それは最終的に、自分の中にある神様を信じ、それを大事に、その声に耳を傾ける、そんな機会を持ちに来てほしい、と思っています。
↓日常生活を快適に過ごす10個の教えは記事から更新中!
烏帽子岳の雲海
それでは、お待ちかねの烏帽子岳から見える雲海写真です!
いいですか?
険しい山道を越えて見に来た雲海、いいですか?
(ちなみに、複数回行っているので服装が違います。一緒に行く人も違います。)
いいですね~~~???
濃密ーーーーーーーー!!!
ぶあつ!!!もはや上を歩けそう!!!
モッコモコ!!!濃密洗顔フォームよりも、モッチモチしてそうーーー!!!
これなんて、海の波ですか???みたいな。
寄せては返す、波ですか???みたいな。
まず右向いて
徐々に視界を左へ
さらに左はこんな風景
雲海の高さと風速によって、雲海が下の写真右側のように山越えをしているところも見れます。
量が少ない薄い山越え。
ちょい厚めの山越え。
なんか雲海の形が龍に見える???
(スマホよりパソコンがわかりやすいかも。)
消えちゃった…
こちら前回の記事と同じく、ブルーモーメント写真も見ていきましょう、烏帽子岳バージョン。
空も雲も青みがかる日の出前の時間…。
朝日が顔を出してきた!
昇ってきた!
そして、それをバックに家族で来年の年賀状用に写真をパチリ。
ついでに、ライオンキングのシンバ誕生~!のポーズ。(でも、本当は子供の向きが逆だと後で気づく(汗))
あとは朝日を見ながら雲海ヨガしたり…
私に抱き着く1人目ひーとん。
妹とマタニティフォトを撮ってみたり。
この日は雲が多くて日の出を隠してしまって見れませんでした。
あ!でも雲間からさす光が見えた!!!
ここでシャボン玉で遊んでみよう。
敵の攻撃をマトリックスのようにかわすのポーズ。
そして敵を蹴り上げるのポーズ。もはや雲海関係なし。
そして救った村を眺めて、再び勇者は旅に出るのであった、のポーズ。
ちなみに、カップルが同じように立つとこんな素敵な写真。
雲で朝日は見えなかったけど、今日も雲海を見せてくれた自然に感謝。
ちなみに、帰り道は、また濃密な雲海の中へと帰っていきます。
雲海と上の空の境界線が目線くらいまでに。ここから濃霧の道に入ります。タプン!
また視界が白の世界へ。
橋を渡った先の日常へ帰ります…。
次回は「地元人しか知らない高千穂のマル秘雲海スポットvol.3」をご紹介します。
↓1つ目の場所の紹介vol.1はこちらです。