パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこです。
高千穂で雲海を見るおすすめスポット、最後の第3弾です。サイトやガイドブックに紹介されていない、地元人だからこそ知る隠れ穴場的な雲海スポットを紹介します。
しかも今回の場所はアノお尻が〇〇な動物にも出会ってしまいました!
高千穂の雲海は、神様が地上に降り立った道
以前別の記事で説明したとおり、高千穂の雲海は神話の神様が通った道。
そんな「雲海」を是非見て、高千穂に足を運んでくださったときは、パワースポットの力をより感じて帰っていただきたいなぁ、と思っています。
↓その記事はこちら。 確実に見るための詳しい雲海発生の条件と適した時期、日の出の様子も掲載中。
ではでは、今回はおススメの場所の3つのうち3つ目をご紹介!
おススメスポット『四季見原キャンプ場』
中心街から距離 ☆☆☆☆☆
中心街から約16.0キロ 車で38分(高千穂神社発)
行きやすさ ★★☆☆☆
後半はひたすら坂道。柵がない一本道もあったりするし、何よりばったり動物に出会うかもなので、注意しながらの運転が必要。くねくね道だし、酔いやすい人は酔います。
見る環境 ★★★☆☆
柵はないですが、ひらけているので、そんなに危なくないです。ここまで雲海を見に来る人もあまりいません。でも、トイレまでとかは遠いです。
見え方 ★★☆☆☆
他のスポットに比べると、目の前の迫力や、高低ある立体感を感じながらの雲海を見るというより、雲海を囲む山々もぜーんぶ含めて見下ろすので、全体像を見る感じ。ヘリコプターから見ているような感じと言いましょうか…。
でも、雲海の位置が高いと、まるで浜辺で雲の海を見ているかのような見渡す限りの雲海です!
ちなみに、四季見原キャンプ場は、九州で2番目に標高が高い1200メートルのキャンプ場で、夏でも涼しく過ごせる場所です。毎年キャンプシーズンがオープンすると、すぐ予約で埋まってしまう人気キャンプ場なんです!
いざ出発!
基本的に雲海を見に行こうとすると、発生条件的に日の出前になるので、暗いです。なので、道のりを撮影してもよくわかりません。
だから、今回は雨の日のお昼に道順を撮影しなおしに行ったので、明るめになっています。
なぜ雨の日かというと…
晴れの日だと農作業に出ている軽トラックにすれ違いそうで、狭い1本道も普通にありますし、運転が苦手で子供たちも車に乗せている私は、そのリスクを避けました(汗)
何が言いたいかというと、今回も前回のスポットに程ではないけれど、要安全運転の道です!なんなら記事下で紹介する動物にも遭遇するかもしれないので、前方要注意です!
ということで、高千穂神社前の交差点から、スタート。高千穂神社と派手なドラックストアに挟まれた道を進みます。
進むと道の駅に着くので、そこを右へ。写真オレンジ色の個所。ここは道が3本並行してて、運転音痴の私は、地元人なのに???って毎回なります(汗) 一番奥の道を右です。
そのあと、真っ直ぐ行くと「総合公園前」を左折(写真上)。もっとわかりやすく言うと、右にファミリーマートがあるところで、左です。
あとは山道に入るところまでは、道なりです!
しばらく行くと、右側に「高千穂観光物産館 トンネルの駅」が見えます。あかーい電車と、奥に黒いSL蒸気機関車が見えるので、わかりやすい。
ここでお酒好きの方に朗報です!
なぜ「トンネルの駅」かというと、ここで昔熊本県とつなぐ線路を建設しようとしたら、さすが阿蘇山が望む水が豊かな熊本県。水脈を掘り当てて、建設できなくなりました!それでトンネル完成してたけどどうしよう…となり、
焼酎貯蔵庫になりました。
この駐車場の奥に見えるトンネルの穴。
中の1,115メートルのトンネルに約1300本の酒樽が!
中はすっごい焼酎の匂いがムワワワワ~。
無料で見学できるうえに、物産館の中では無料でこの焼酎の試飲ができます!
試飲画像。HPからお借りしました。
気になる方は、帰り道に足を運んでみてください。
あ、私は両親も飲めない、根っからのお酒飲めない人です(涙)そんな方にも高千穂産のお茶やお菓子も物産館で販売していますよ。
さて、話を戻して…
しばらく進むと、いよいよ山道に入る道へと、右に曲がります。
が!
その案内看板、高千穂の中心街から進むと、見えません。チーン。
ちなみに、反対方向から来ると、こんな控えめな看板が見えます。
なので、
もし右側に写真のように「昭和57年度~」と書かれた工場らしきものが右に見えたら、横の坂道ではなくてその次の坂道、
左にこのような小屋が見えた向かいあたりの坂道、そこを右折です!
入ってすぐ右手にこんな金網の策が見えたら正解!
あとは1か所を除いて、基本「上り坂のメインっぽい道」もしくは「四季見原キャンプ場の看板が示す方向」に進めばOK!
早速柵もない斜面の1本道。その斜面を利用した棚田の風景がお出迎え。
ちなみに、「四季見原キャンプ場」の案内看板は、基本白に黒文字で、このように控えめサイズで立っているので、見逃さないように注意してください。
そしてここが例外の1か所!左のほうがより上に進みそうですが、ここは右折です!
そしたらすぐに橋が見えて、その奥にいつもの「四季見原キャンプ場」の看板が見えます。
そこを案内通りに曲がると、一気に家もなくなり、人気のない道へ入っていきます。
でも、ありがたいことに、むしろこれからのほうが道幅がまぁまぁある道も多いので、対向車が来ても、若干気持ちの余裕があります。
ひたすら木々に囲まれた道を上ります。目指す頂上は標高1200メートル。
この青い看板だと、白地に青でどちらに曲がっても「四季見原キャンプ場」って書いてある!?でも、ご安心ください。ここにも控えめな白い看板があり、それによると右折だそうな。
四季見原キャンプ場への道で見えるもの
だ~いぶ登ってきたな~、標高が高いから霧もあるな~、
と、思いながらその先のカーブを曲がったとたん!
※写真はイメージです。
ええええええええええええええええ!!!鹿いるよ~~~!!!!!
なんと鹿さんが3匹!!!
※写真はイメージです。
向こうも
「ええええええ!!!人間いるよ~~~!!!!!」
って顔してた気がする(汗)
で、猛ダッシュで林に逃げた!
私も慌てて車を停めて林へ!
鹿さんたちは5メートルくらい先でこちらの様子を伺って止まってたみたいで、私が林をのぞき込むと
「やべっっっっっっっっっ!!!」
みたいな感じで、さらに奥へと猛ダッシュ!!!!
鹿を見つけて走り去っていくまでの全てが、あまりの速さで起こっていったので、携帯を持ちあげてシャッターボタンを押すタイミングがかなり遅れました。
が!!!
ギリギリ、なんとかカメラに収めることができました!!!
それがこれ!!!
え?どこよ???
ここですよ、ここ!!!
白いものが見えません?
これ、なんだかわかります???
鹿ちゃんの、お尻です!!
ほら!!!
真ん中の鹿ちゃんが、スラっとした首の後姿がわかりやすいかな…。
お尻真っ白で、耳がピンと立ってて、かわいい~~~♡正面からの写真をおさめられなかったのが残念…。
そう、この雲海スポットは、他の雲海スポットに比べて、鹿に出会える可能性が高いんです。
さらに進むと、
あ、きのこ~~~。わ~~~、たくさ~~~ん。
って、ん???んん?????
…大きくない???
どれくらい大きいか、実は先ほどの写真右下のキノコに私のサングラスをかけてみました。気づいてましたか???
ほら!右下!!
つまりこのキノコ、私の1人目2歳のひーとんくらいの頭のサイズはしてるんじゃないでしょうか!?このキノコそのまま食べようとしたら、ラーメン用の器、いやそれ以上!?くらいが必要なレベル。
いったい、これ、何キノコっていうんだろう…???そもそもこんな大きなキノコの種類なの???もしくは突然変異???
更に秋には、こんなシイタケが生えてくる木が道のわきに立てかけて並べてある珍しい光景や、
色づいた紅葉も楽しめます。
こんな感じで、四季見原キャンプ場は、どこよりも到着するのに道のりが長い長距離雲海スポットですが、その分道の途中で、日常とは違う出会いがあるかもしれません。
パワースポットの高千穂で非日常を体験しに来てくださった方は、そういう出会いも意識しながら観光をして、ワクワクした気持ちも味わって、一瞬一瞬に紅葉みたいに色どりがつくといいなと思っています。
もちろん、安全運転は必ずです!!!
さて、どうやら終わりが見えてきたぞ!
登り切った!
そしてこの道をさらに左に進むと奥に見えるようにキャンプ場で、
雲海スポットはこの人影が見える右側です!
ここが雲海スポットです。雲海スポットでマタニティフォトを取り出す妹と妹の友人たち。
四季見原キャンプ場の雲海
それでは、お待ちかねの四季見キャンプ場から見える雲海写真です!
いいですか?
標高1200メートル、スカイツリーのおよそ倍の高さからの雲海、いいですか?
いいですね~~~???
夜明け前の薄暗い時間。これ、海じゃありませんよ、雲の上から見た、雲、雲海ですよ。
もう手前の緑が砂浜にでも見えてきそうです…。
ここまでの高さの雲海は私も出会ったことがなかったので、同じく雲海大好きな妹が撮影しておいた写真を、許可をもらって載せさせてもらいました。
雲海が低い時に、2人目のみーとんと撮影したのがこちら。
くぼんだ盆地に雲海がたまっています。標高が高いので、こうやって囲む山々を合わせて楽しむことができるのが、四季見原キャンプ場です。
ヨガ的まだハイハイしない子供をのぞき込むのポーズ。
もはや娘に夢中で雲海見てないし、そんなに雲海映ってないし…(汗)
雲海スポット1つ目と2つ目とそして今回3つ目。何度も足を運んで思いましたが、高千穂で見れる雲海は、自然条件にももちろん左右されますが、本当に濃いです。
それは高千穂ならではの盆地の地形だからなのか、南国のイメージの暖かい宮崎県なのに、隣町にはスキー場があるくらい冷え込みもする、この高千穂の雲海発生に適した立地のせいなのか、
もしかると神話の通り神様に選ばれた場所だからなのか…。
雲海は本当に何度見ても、神秘的な気持ちに包まれます。
雲海が見れたことと、長女と今日も朝を迎えられたことに感謝。
ライブカメラが直って、改めて四季見原キャンプ場から見れた雲海記事はこちら。
さらに濃密で神秘的な雲海をもっと沢山の写真で、こちらの2つの記事で紹介中です。
次回は3つの雲海スポットで結局どこを選べばいいのか、気候条件に合わせて誰でもスマホで簡単にその日のベストを選べる、秘密の裏技を説明します!