パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこです。
え!?下ネタ!?違いますよ(笑)
ちなみに、「すごく小さい」は、宮崎弁で「ちんこめ」です。
え!?違います、違いますよ…(笑)
まずは「たまたま」をかじるとどうなるかご覧あれ。
我が家のアイドルばぁちゃん。(前に記事に書いたけど、またこけて、頭ケガしました涙)
モグモグ…
おいしーーー!!!
そう、名称「たまたま」とは…キンカンのことです。
たまたまとは?
パワースポット高千穂がある宮崎県は、キンカンの収穫量、ダントツ日本一なのです!そのシェアなんと約7割!
高千穂でももちろん栽培されていて、高千穂町のふるさと納税の返礼品の1つでもあります。
で、思うでしょう。
「キンカンなのに、なんでたまたま!?」と。
「たまたま」は、選ばれた、2.8cm以上、糖度16以上の、キンカンのみつけることが許された名前なのです。
さらに、3.3センチ以上で糖度18越えは「たまたまエクセレント」と呼ばれます。
つまり、単純に言えば大きめで甘めを選んだキンカン、かっこよく言えばエリートで芳醇な果実キンカンなのです!
普通の柑橘類の糖度は10~14度。メロンは12~18度。つまりたまたまは、柑橘類の中では余裕で甘く、メロンで言えば、甘い方、たまたまエクセレントに関して言えばメロン越えもありうる甘さなのです!
スーパーのたまたまを見つめる2人目みーとん。
しかも、たまたまは皮も柔らかくて丸ごと食べれます。皮ごとだからビタミンも沢山とれる!
味は優しい酸味と苦みの中に、濃い香りと甘みで、くせになって止まりません!
我が家の経験上、女性陣がとりこになる率が多くて、ポイポイと口に入れて、すぐなくなります。
たまたま狩りで春を知る
そんなたまたまの旬は2、3月。
我が家は知り合いがキンカン農家をしていて、いつも出荷を終えた残りのキンカンを3月末に狩らせてくれます。
なので、毎年キンカン狩りに行くと、春一番と並ぶ「春が来てくれたよ~!」と、思わせてくれる我が家のイベントになっています。
1人目のひーとんを出産後の春。ヨガ友と。
翌年2人目みーとんを妊娠中の春。だからちょい(?)横に太め(汗)
そして、夏にみーとんが生まれ、秋が来て冬が来て…今年も春がやってきました!!
今年もいざたまたまを狩りに!!!
まずは、友人たちも集まって腹ごしらえの花見。
左から2番目ヘアターバンが私。一番右の丸いかわいいシルエットがばぁちゃん。
寝たみーとんのくせ毛が桜の1輪挿しに。萌え!
そしていざ、出発!ビニールハウスの中に入ると…
今年もたくさん~。
こんな感じで、キンカン用のハサミを使います。去年はハサミを使えなかったひーとんも、今年は使えるようになりました↓
押し車も押せるようになった!
みーとんは初めてのたまたまだね~。
ちんこめみーとん&ちんこめたまたま。
この日は2家族分を採りました。みーとんを抱えて重いので、男性陣に運んでもらいます。
その後は、みんなでたまたま磨き!磨きながら、食べるのがお約束。
ひーとんは、たまたまを磨けるようにもなったんだなぁ。シミジミ…。
私も磨いてたらみーとんが食べたそうにウーウー言い出した。
かじってみたら、ご機嫌のようである。
お母さんを旬な食べ物で思い出す
味や香りで故郷やお母さんを思い出すってこと、ありますよね。
私のお母さんは、料理が得意な方ではない、というか、音痴気味でばらつきがありすぎて?お母さんを思い出す料理ってあまりありません(汗)
それでも、実家の近くで獲れる巨峰と梨は、旬が来るたびに食べさせてくれて、すごくみずみずしくて味も濃く、大人になった今でも、夏から秋にかけて無性に食べたくなります。
お母さんが洗って水滴が沢山ついたゴロゴロピカピカのぶどう。
お母さんが冷蔵庫で冷やしたのを皮むいて、口の中がヒェッとしながら噛むとシャクシャクとみずみずしい梨。
そんな風景と質感とお母さんを、果物と一緒に思い出します。
自分の子どもにも、キンカンとかで、自分が受け入れられていた心地よい場所があったんだと、食べるとフワーっと思い出されるフルーツを残せたら嬉しいなぁ。
それが大人になった時の心の強さ、になってくれたら嬉しいなぁ。
みなさんも、そんな食べ物やフルーツはありますか?
もしなくても、ご自分の好きな旬のものを毎年お子さんと笑顔で食べていれば、心の中に実家とお母さんのあたたかさが、香りと味と共に残っていくかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこでした。