神々のふるさと高千穂で心と体を清めるパワースポットヨガ

産後0日目からのママインストラクターヨガライフ

【幻想的な雲海の写真あり】高千穂の地元人が雲海の発生条件を解説!

 

パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこです。

 

 

パワースポットで有名な高千穂は、雲海の名スポットでもあるんです!さまざまな自然条件がそろわないとなかなか見れない雲海。地元人だからこそ何度も足を運んだ経験をもとに、撮影した雲海写真を交えながら、発生条件と見れるベストタイミングを解説していきます。

 

 

高千穂の雲海は、神様が地上に降臨するときに通った道

 
みなさん、なぜ私の住む高千穂町がパワースポットと言われるか知っていますか?いろんな理由があります。出てるパワーがすごい、自然がすごいし綺麗でインスタ映えする、有名人もたくさん来る。でも、高千穂町だからこそ!っていうのは、そう、

 

「神話の中で初めて神様が地上に降り立った場所」、それが高千穂だから。

 

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↓神様がお米をまきながら高千穂に降りてきた神話の内容をこちらの記事で解説中です。

www.chihoyoga-life.com

 

※以下完全なる私の妄想です。

神様たち「荒れ狂った地上をおさめるぞ~!天上からどこに降り立とうか~!降り立つにピッタリの場所はどこだ~!」

 

「あ!高千穂にする?よーし!!!シュワ~~~キラキラキラキラ・・・(私の想像上の降りる音)」

 

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つまり、有名人、インスタグラマー、山ガールに選ばれたどころじゃない、神様に選ばれた場所が、ここ高千穂なんです。

 

でですね、みなさん。そんなこと言ったって、神様見えませんよね?でも、せっかくパワースポット行くなら神様感じたいですよね?写真におさめれるものならおさめてみたいですよね?

 

ええ、ええ、見れますよ、その神様が地上にまさに降臨していくぞー!っぽい、シュワ~~~キラキラキキラ・・・を!!「え!?何を言ってるの?」「なんのこと?」いやいや、これですよ…

 

雲海

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高千穂町の雲海

 

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雲海バックに私と2人目妊娠中の妹と。

 

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 雲海バックに妹とマタニティフォト

 

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なんなら雲海見ながら1人目ひーとんに抱きつかれながらヨガ

 

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なんなら雲海見ながら2人目みーとんとライオンキングのシンバ誕生!のポーズ

 

実際に神話でも雲をかき分けて降りてきたと書かれています。

ニニギノミコトはぶ厚い雲をかき分けかき分け、ズッシズッシと、おごそかに、そして堂々と降りて行きました。

【参照URL】神々が舞い降りる天孫降臨のおはなし

 

実際にこの分厚い雲海を見たら、そうでしょ、まさにこれでしょ、これが神様がかき分けてきた道でしょ!と思わずにはいられません。

 

そしてこの雲海の背景から昇る朝日を見たとき。なんとも言えない畏敬の念が湧いてきます。そして早朝の寒さのなかで白い息を吐きながら、日の出の温かさに頬が包まれるように、今日も1日の始まりが得られた感謝の気持ちに胸いっぱい包まれるんです。

 

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雲海を前に瞑想中。いや、目、閉じないで雲海見ようよ(汗)

 

雲海に出会うのは簡単ではない

 

見るためには、相手は自然条件、い、いやいや、神様?なので、行きさえすれば見れる、っていうわけにはいきません。私だって何回も足を運びました。何度も運ぶと、わざわざ遠いところ、海外からも来たけど、結局見れなかった人を、私は何回も見てきました。

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雨で見れなかった観光客の皆さん

 

 

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気温が高くて雲海の位置が高いため、雲海に埋もれてただただ視界が真っ白だったとき。

 

ここの雲海を撮りたいがためにマイドローンを持って、北海道からなんと車でわざわざ車中泊しながら撮影に来たのに、数日ねばったけど自然(神様)条件に恵まれず撮影できなかった友人もいます(涙)

 

ここ高千穂町に来る機会があれば、この シュワーキラキラ降臨!を感じるチャンスを逃さないよう、神様が降り立つ道の条件の知識を頭にいれて計画を立てて足を運んでほしい!そのための条件を数値も交えて詳細にリポートします。

 

最後には朝日が差し込みだす雲海の様子の写真も載せていますので、お楽しみに!

 

雲海に出会うための自然条件をマスターしてチャンスを逃さないようにしよう!

 

 そもそも雲海の正体とは水分ちゃんです

 

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神話の切り口から見れば神様が通った道かもしれません。自然科学の切り口から見ると、雲海ちゃんは水分ちゃんです。空中の水分が目に見えて出てきた水の粒だそうな。

 

ということで、水分ちゃんが神の道になるまでのお話を交えながら、雲海が発生する条件をサクッと学んでいきましょう。

 

設定は、とある11月の雨の日。

 

 

 

やったー!今回は神様も降り立った場所、高千穂に僕も雨として降り立つっぽい!ゆけー!ジャージャー!無事降臨!しばらくは土の中にヌクヌクしますかな…。

 

 

【条件1】数日前に水分の雨が降っていること

材料の水分が雨となって土に蓄えられます。その他の条件も加味すると、1日ではなく、2,3日前がベスト!

  

 

おお!今日は、寒すぎず秋晴れで絶好の紅葉狩り日和!地面にいるどころじゃないぞ~、外に出よう~♪

 

 

【条件2】雲海が出る前日の日中は温かいこと

雲海の素の水分さんは温かいと地上に集合し始めます。日中は15度以上は欲しい。集合した夜は湿度85%以上が望ましい。

 

 

紅葉狩り楽しかったな~。秋晴れに太陽が沈んでいく~。きれいだな~。

 

 

【条件3】雲海が出る前夜は晴れていること

日が落ちて空気を温める太陽がいなくなると、地面の熱がどんどん上へ逃げて、地上付近の温度が冷え込んでいきます(専門用語で放射冷却)。もし雲があれば地上からの熱は地面と雲に挟まれて上へ逃げれず冷え込みにくくなるので、晴れていることが大事。

 

 

僕を蹴散らす風もないし、満天の星空をゆっくり眺めれて最高じゃ~ん。

 

 

【条件4】雲海が出る前までは風が弱いこと

風が無ければ無いほど良いです。「風速微弱~1m」だと良し。「風速2m」だと、濃い雲海の場合は持ちこたえる。「風速3m」は厳しいです。

 

でも、雲海が出た“後”の風速2mくらいの風は、雲海をモクモクと盛大にうならせ、うごめかさせ、それはそれは、神様出現!とでもいうかのような素晴らしい雲海でになります。

 

 

あれ!?昼と違ってめっちゃ寒いやん~~~!みんな、おしくらまんじゅうだ!集まれ~~~!ありゃ、集まりすぎて目に見えるくらいの水滴になっちゃった

 

 

【条件5】 前日の日中と早朝の温度差が10度以上程度あること

温かさで水分を地上に出し、その地上の水分を放射冷却で夜間に冷やす、その温度差が10度以上くらいあると、目に見える水滴、そう!雲海になります。でも寒すぎると(目安4度以下)今度は水分さんは水滴どころでなく凍って霜になってしまうので、雲海は出ません。

 

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だから雲海が発生中は水滴も沢山発生中。雲海バックに水滴がついたススキ。

 

目安は気温差10度以上。この気温差ができやすい時間帯が太陽が差し込む直前の冷え込みマックスの早朝なんです。マックスに行くにつれ雲海がもこもこと発生しだして、そこに太陽が現れ、光が差し込みだす。まさに神様が通る道にスポットライトを当てているかのよう。

 

そして太陽の光でまた空気が暖められて冷え込みがなくなるので、雲海は消えていきます。8時くらいまでが目安です。

 

条件のまとめ

 

2,3日前に雨降った!

昨日最高気温15度以上だった!!

昨日から晴れ続けてる!!!

早朝は前日最高との気温差10度以上の予報だぞ!!!!

風も昨日から吹いてない!!!!!

 

な、日の出前の朝を迎えたら!!!!!!!!!!!!

 

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日の出前の静けさ

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山際が明るくなってくる

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あ、太陽あそこあたりから出る?

 

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あ、出てきた出てきた!

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朝日が昇ってきた!

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朝日が差し込んできた!

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雲海が朝日に照らされてうごめきはじめた!

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神様が下りてくる道がうねっている!

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シュワ~~~キラキラキキラ・・・

 

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まさに神話の「天孫降臨」を目の前にしているかのような雲海が、あなたをお待ちしております。

 

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ニット帽をかぶって朝日を眺める私

 

雲海が出やすい時期

 

雲海ねらい目の時期は、ずばり、秋です。特に10月、11月。12月だと雲海ではナなく霜になりやすい。この時期に上記の条件がスコーン!スコーン!スコーン!とクリアされ、その先には雲海が見えてきます。

 

雲海に高確率で見れるチャンスに出会いたい。ならば、「秋」でしょう。

f:id:citta2017:20171125054450j:image 雲海と紅葉

 

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雲海と少し色づいた山とススキ

 

さらにこの時期は、高千穂峡で綺麗な紅葉を見ながらボートを漕げたり、朝から深夜まで神聖な神社で各地で行われる神様の舞、通称「日神楽」も見れたり、高千穂を楽しむにはおススメのシーズンです!

 

 次回はその雲海を高千穂で確実に見れる場所を解説していきます。せっかく高千穂に来て、条件がやっとそろった!雲海も出てる!あれ?でもガイドブックに紹介させてたとこだったのに?見れなかった???なんて、もったいなさすぎます。地元人が見れる場所を解説していきますので、お楽しみに。

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雲海を見れた1日の始まりに感謝。

 

 
最後までお読みいただきありがとうございました。パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこでした。