パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこです。
皆さんが定義する「産後」って何ですか?
なんか「赤ちゃんかわいい~」とかポジティブなイメージもあると思うんですけど、
「大変」「つらい」なイメージもありませんか?
この現状、耐えきれない!な産後
私はありますよ。特にヨガをしっかりしてなかった1人目の時。
夜泣きで眠かった。髪の毛ぬけて悲しかった。産後の体型が不安だった。
泣いてる我が子の気持ちがわからなかった。嫁ぎたてで、近くに相談できるママ友が少なかった。自分の時間が24時間無い体験が初めてで心の余裕がなかった。
ずっと抱っこで体がきつかった。想像以上に子どもがいると外出がしにくくて外出する準備や、外出中の子どものおむつ替えや食事やあやすのも一苦労だった。
旦那が気持ちを察してくれなかった。働く旦那に気を使って家ではリラックスしてほしいと、甘えたり弱音を吐けなかった。
だから、赤ちゃんを世話する「自分をなんとか保つこと」にいっぱいいっぱいで、「赤ちゃんに愛情を注ぐ」余裕なんて、ない時が多かったなぁ、と、今振り返ると思うなぁ。
だから、もう自分にさえ余裕がないんですよね。
しかも、現代の女性って、社会進出したり、結婚年齢が上がる傾向がありますよね。つまり、一度働いて結婚するパターンって、増えたと思うんです。
そしたら、職場って基本はパフォーマンスの良しあしが、その人の価値なんだっていうモノサシを渡されるわけじゃないですか。会社により金銭的に貢献したほうが良い、っていう。
でね、そのままのモノサシを育児に持っていくと、本当につらいっていうか、自己否定のオンパレードになっちゃうんですよね。
だって思い通りにならないのが育児でしょ。思い通りにいかないたびに、自分にマイナスつけちゃう。
しかも核家族が多いから、自己否定する人に、共感してあげれる人もいなくて、孤独感もそこに募らせていくわけで。
自分に余裕はないけど、自己否定は人一倍。そしてずっと襲ってくるこの先の育児への不安と孤独感。
これ、育児じゃなかったら、例えば仕事とかだったら絶対「もう、やだーーーーー!!!」って思うとき、ありますよね???
現状が耐えられない。それが数字として表れているのが、もしかすると産後離婚なのかも。
厚生労働省が5年に一度行っている「母子家庭になった時期」の調査結果によると、離婚したときの子どもの年齢は0歳から2歳(死別・未婚の母除く)が最も多いという結果がでています。
産後の定義が「家族を離れ離れにさせるほどつらい経験」になってしまったら…
でも、そもそもそんなことをするために、結婚したり、出産したんじゃないはず。お腹の赤ちゃんをなでながら思い描いていたはず。「子どもに愛情を注ぐ産後の自分」を。
赤ちゃんに愛情を注ぐのもヨガ
ヨガにはカルマヨガっていうヨガがあるんですよ。
「行動のヨガ」とも言われるんですが、だから、真髄は「行動」することのみ。「行動」の先の結果への執着がないんですよ。
これこれをして、絶対あれを手に入れる!とかじゃなくて。意識は100%目の前の今の行為のみ。後の結果、未来のことには意識が向いていないんですね。
カルマヨガで、目の前の状況をただただ認め、逃げることなく真摯に受け止めこなしていく事で、自分の運命上にある宿題的なものを1つ1つ解決というか、浄化していくと考えられています。
って、これって、まさに産後のママがしたかったことじゃないですか?
つまり、「目の前のありのままの我が子に愛情を注ぐ」です。
頭が良くなるように、とか、老後世話してほしい、とかじゃなくて、ただただ、目の前の我が子に見返りを求めない愛情を注ぐ。
ヨガ講師の産後ママへの役目
でね、ヨガ講師が産後のお母さんに提供する最終的な理想の形は
お母さんがカルマヨガを果たすことのお手伝い
だと、私は思っています。
ヨガで体への不安を取り除いたり、ヨガの教えや瞑想で不安定な心の調子も整えたり、ヨガをする教室を同じ環境の人と育児の悩みを共有する場所にして孤独を減らしたり。
その先は、それでやっぱり「赤ちゃんに愛情を注ぐ余裕」を持ってほしいんですよね。
だから、産後の定義って、決して離婚だったりの家族がバラバラになってしまうきっかけとかではなくて、
当たり前と言えばそうなんだろうけど、「新しい生命に愛情が注がれるスタート」なんだ、って、私は1人のお母さんとして思っています。
そして、1人のヨガ講師として私がすることは、それができる心と体の環境作りだと思っています。
2人目みーとんと高千穂神社で産後1か月のお宮参り。
カルマをヨガを果たすために、ヨガをすると出てくるママへの具体的な効果はこちらで紹介しています↓
ヒメ (id:hime55)さん、ブックマークありがとうございました。コメントでお返事をさせていただきました♪
最後までお読みいただきありがとうございました。パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこでした。