神々のふるさと高千穂で心と体を清めるパワースポットヨガ

産後0日目からのママインストラクターヨガライフ

2歳から教える「生き方上手なヨガの知恵10カ条」⑤不貪 アパリグラハ

f:id:citta2017:20190130233150j:plain

 

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、

無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

 

 
 

パワースポット高千穂から更新中、ヨガインストラクターのともこです。

 

 

ともこさん、聞いて!

 

もう、クローゼットの中の服がはち切れんばかり!

 

いざっていうときの服は、決められないし、

 

決めてても、どこやったけ~?出てこなーい!みたいな。

 

こんなのもってたっけ?全然使わずに3年たってるよ!とか、

   

先週ユニクロで買ったばっかりのやつと、

 

めっちゃ似てるやつ出てきた!

 

みたいなこともあってね!

 

それに

 

子どもが私を呼んでるのに、そんなどれにする?どこだ?とか、

 

迷ってる暇がないよ~~~!!!

 

え~~~ん!!!

 

 

 
 

あ~、それは、ぼんちゃんに「ふとん」がないからでしょ。

 

 

f:id:citta2017:20190130233854j:plain

 干し草に寝転がる2人の子どもといとこ達

 

え?布団?

 

いやいや、布団ならさすがにあるよ。

 

でないと寝れないわよ。

 

ここ、九州の宮崎県なのに、隣町にはスキー場があるくらい極寒の、

 

パワースポット高千穂よ?

 

いくらヨガしてて免疫力UPでも、

 

布団がないとさすがに風邪ひいちゃうわよ。

 

どうでもいいけど、なんで子どもはあんなにひどい寝相なの?

 

布団の意味全くないよね?

 

部屋を一周グルグルしてるし。

 

しかもうつ伏せのまま。

 

夜中に、何度布団を掛けなおすことか。

  

え?もしかして、そゆこと?

 

子どもに布団がいらないってこと?

 

 

 
 

いやいや、布団じゃなくて、不貪(ふとん)

 

(そして、前置き長っ!)

 

そうです、皆さんお待ちかね、

 

生き方上手なヨガの知恵(ヤマニヤマ)の5つ目のことだよ!

 

 

 

 

 

 

 

いや、さすがに、待ってはないよ。

 

 
 

グサッ

 

 

 

「不貪」アパリグラハ

 

【生き方上手なヨガの知恵10か条その⑤】

  

「不貪」ふとん

 

ヨガの言葉で、

 

アパリグラハ aparigraha 

 

「不要なものを、抱え込まない」

 

 

 
 

ぼんちゃんのさっきの服あふれてます事件、

 

まさに服を抱え込んでるからだもんね?

 

それで一人で勝手に、

 

イライラ!ショック!ムキーッ!ってやってたもんね?

 

 

 

 

あいかわらず、

 

スパッっと言ってくれますね、ともこさん。

 

 

 
 

でね、ぼんちゃんと真逆の生き方をしてる、

 

私的に「生きるアパリグラハ!」な人がいるんだけど、

 

紹介してよい?

 

 

 

 

え?また第一の教えの時のガンジーさんみたいに、

 

歴史の人ってパターン?

 

 

 
 

あ、よくそれ覚えてたね(笑)

 

ちょっと嬉しい(笑)

 

今回は、ご存命(2019年1月現在)の人なんだよ~

 

 

 

 

へぇ!私も知ってる人なの?

 

 
 

多分知らないと思うけど、

 

元大統領で、

 

ノーベル平和賞候補にもなって、

 

日本に来て池上彰さんとも

 

テレビで対談したことがあるんだよ!

 

 

 

 

なんと!さぞかしオーラ漂う人なんでしょう!

 

 
 

さ、お呼びしましょう、

 

ムヒカ元大統領!

 

 

 

 

 

 
 

ほら、池上さんとも対談してる。 

 

 

 

 
 

これが生きるアパリグラハだ!!

 

どやっ!

 

 

 

 

ど、どやって…(苦笑)

 

なんか、イメージする大統領と違くない?

 

なんか、服装も質素だし、一見「普通のおじさん」な感じ。

 

奥様も

 

ダイヤとか周りにキラキラつけてるわけでもなくて、

 

背景の建物も、豪邸っぽくないし…

 

 

 
 

それこそ、ムヒカ元大統領は

 

「世界でもっとも貧しい元大統領」と呼ばれてるんだよ。

 

このお方、南米ウルグアイの元大統領なんだけど、

 

5年間の任期中、報酬のおよそ9割を寄付して、

 

豪華な官邸ではなく農村の自宅で奥さんと共に質素な暮らしを続け、

 

資産は中古のフォルクスワーゲンのみっていう…。

 

 

 

 

報酬の9割!?

 

私がもしVIPで、月200万だったら、

 

でも20万くらいで暮らしたってわけよね!?

 

そしたら、一般的な家庭の収入と変わらんくない!?

 

しかも、農村暮らしで中古の車っていうとこなんて、

 

しいたけ農家に嫁いで、

 

主に育児の専業主婦ともこさんと一緒やん!?

 

 

 
 

そう、しかも大統領任期中。

 

(そして、私はたまにヨガインストラクターね)

 

 

 

 

ひょえーーー!!!

 

え?っていうか、なぜ?なぜなの?

 

 

 
 

それは、

 

この人が「アパリグラハの真髄」を

 

わかってたからじゃないのかな…

 

 

ムヒカさんの言葉を紹介するね!

 

 

 

 

 私は必要最低限の物だけ持って暮らしています。物質的なものに縛られていないんです。 なんでかって?自由な時間を持てるからですよ。何をするためのか、それは自分が好きなことをするためです。(ムヒカ)

 

 

 
 

きっと、この人、

 

ぶんちゃんより、持ってる服少ないよね。

 

持とうと思えばきっと持てるんだよ、だって大統領の収入はあったんだから。

 

ただ、

 

自分が「自由になって」「好きなことをする」っていう軸だと、

 

服や物をたくさん持つことは

 

不要だったんだね。

 

 

 

 

なにー!

 

確かに私って、

 

服の持ちすぎで何着るか選びきれない不自由に陥ってるし、

 

選んでる時間で子供と遊ぶ時間を失ってる!

 

 

f:id:citta2017:20190130234158j:plain

猫を眺めるみーとん。猫ちゃんは、何も持たず、戯れていて、自由そうだな~。

 

「不貪」ができないと

 

 
 

そう、

 

不貪ができないと、

 

対象への執着で自分が縛られちゃうんだよ、自由になれないんだよ。

 

自分の自由で大事な時間、

 

子どもに接する時間だって、減っちゃうかもなんだよ。

 

ムヒカさんは、

 

今の自分に必要最低限のモノだけで、

 

十分幸せになる生き方はあるって示してるの。

 

だからこのブログの冒頭に書いてたこの言葉も言ってるよ。

  

 

 

貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ(ムヒカ)

 

「不貪」を実践するコツ

 

 

なんか、ハッとさせられたよ。

 

なんであたしゃ、「ふとん」ができてなかったのかしら?

 

 

 
 

いや、私の中の煩悩の化身のぼんちゃんっていう設定だから、

 

キャラ的には全然オッケーだけど(笑)

 

 

 

 

いやっ!教えてっ!

 

 
 

じゃぁ、ぼんちゃんって

 

心?体?魂?のどれでしょう?

 

 

 

え?そんな分けて考えたことなかったけど…

 

どれもじゃないの?

 

 

 
 

ヨガではね、それぞれ別で考えるの。

 

人間馬車説って言ってね、

 

心は手綱、体は車体、魂は馬車に乗ってる人。

 

 

 

 

ほほう…

 

 
 

で、本来の自分は、魂、

 

つまり馬車に乗ってる人だって考えてるの。

 

でもね、

 

魂の入れ物である車体を無くしては生きられないの。

 

だから、人間ってう「種の保存」を考えたときに、

 

どうしても命を保つために、体が優先されるように

 

そもそも私たちの遺伝子は作られてるんだよね。

 

 

 

 

種の保存?

 

 
 

わかりやすく言うと、衣食住は絶対キープ!ってこと。

 

「衣」がなければ、寒かったり怪我から守れず死んじゃう、

 

「食」がなければ、エネルギーが無くて死んじゃう、

 

「住」がなければ、環境の変化や外敵から守れなくて死んじゃう。

 

だから、

 

「服」ため込む、

 

「食べ物」食べ過ぎる、

 

大きくて快適な「家」に憧れる、

 

ってわけですよ。

 

 

 

 

f:id:citta2017:20190201153631j:image

ひーとんとみーとん。猫さん達も、暖かい「住」がいいよね!

 

 

あ~!なるほど!

 

だから私の食欲は止まらず

 

今日もまたラーメンをすすっているのか!

 

 

 
 

 

だから、生きるために大事なことではあるんだよ。

 

ただ、

 

生きる軸が「魂」じゃなくて、「魂の入れ物」になってる、

 

そこに執着すると、

 

魂が自由でなくなるってわけ。

 

「魂の入れ物」も尊重しつつ、

 

でも、

 

「魂」の声をちゃんと聴く。

 

これが、バランスを取ることが大事なヨガの生き方なんだよ。

 

ノーベル平和賞候補になったムヒカさんのスピーチがこちら。

 

 

 

現代では無限に発展と消費する力に人類がむしろ支配されています。私たちは発展と消費をむやみやたらにするためだけにこの星に来たのではありませんよ。幸せになるためなんですよ(ムヒカ)

 

 
 

幸せになるためには、

 

種の保存に執着する必要はないんだよ。

 

生きる軸をを「魂の入れ物」から「魂」へ、

 

それが幸せに生きるコツなんだよ。

 

 

 

 

 「不貪」な生き方ができると

 

 
 

ヨガの経典では、

 

執着を手放すと、こうなると書かれてるよ。

 

 

 

「どうしてこの体で生きることになったのか、その理由や過去と未来のつながりを理解します」

 

 
 

ちょっと難しい感じがするけど、

 

私的に解釈すると、

 

「今、この魂で、生きる意味を理解する」

 

だと思うんだよね。

 

余計な執着がなくなって

 

魂の声が聞きやすくなって

 

自分の「本当の生きがい」が

 

わかってくるんじゃないかな、って。

 

 

 

私は、やりたいことに費やしている時に、私は自由だと感じるのです。やりたいことっていうのは、あなたや他の人とは違うかもしれない。そういうことが、自由ということです(ムヒカ)

 

2歳から教えるアパリグラハ

 

 

い、生きるアパリグラハ~

 

 
 

でしょ?(笑)

 

 

 

私の執着がない魂は…

 

大事な子供と笑顔で過ごしたいよ、

 

それが私の自由な時間の使い方、幸せだよ。

 

 

 
 

そうだよね、そうだよね、ぼんちゃん…

 

 

 

大事な子どもには、アパリグラハはどう教えたらいいの?

 

 

 

2歳あたりだと、

 

衣食住の「衣」や「住」は

 

まだ自分でそんなに意識しないじゃない?

 

だから、「食」ね!

 

おやつをダラダラと、食べたいときに食べない。

 

おやつの時間を決めて食べる。

 

これで、食への執着に縛られない練習だよ。

 

 

f:id:citta2017:20190130233716j:plain
おやつタ~イム♪ 

 

 

大きくなったら「自分の本当の生きがい」を理解して、

 

それを仕事にしたり、

 

それと仕事のバランスをとって、

 

今の魂にとって、

 

有意義な人生を送ってほしいね。

 

せっかく生まれてきたんだもん。

 

あなた、お母さんが生んでくれたんだもん。 

 

 


 

まとめ

 

 
 

さ、ぼんちゃん、まとめてみよう

 

 

 

えっと…

 

 

 

【「不貪」アパリグラハ aparigraha】

 

 ・不要なものを抱え込まない、という教え

・執着を手放すと、縛られず自由を得られる

・「不貪」実践のコツは【種の保存の欲】ではなく【魂の声】を意識  

・アパリグラハな生活を営む人は、「本当の生きがい」を手に入れる 

・2歳からのブラフマチャリヤ おやつは決まった時間の時だけ食べる

 

 

 

ヒメ (id:hime55)さん、

緑川愛 (id:rakkoara)さん、

あおしゅん (id:solbolle)さん、

ブックマークのお返事をコメント欄にてかえさせていただきました。

 

1つ目の教えはこちらをクリック↓

www.chihoyoga-life.com

 

2つ目の教えはこちらをクリック↓

3つ目の教えはこちらをクリック↓

www.chihoyoga-life.com

 

4つ目の教えはこちらをクリック↓ 

 
イヤイヤ期に子どもと読む「ヨガ哲学も学べる!絵本」はこちら↓ 

 
 

最後までお読みいただきありがとうございました。パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこでした。

 

 

 

ブログ記事の更新のご連絡はこちらからしています。見逃し防止とかに便利です。ママの心を整える情報をパワースポットから不定期でお届けします(^^)