パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこです。
以前、こちらの記事で、本来は共同で育児をする暮らしが原始的な暮らし、ってお話をしたんですけど
なかなか核家族で、しかも両親も遠くに住んでいたり、住んでいても頼れるような関係でなかったり、気持ちよく育児を頼るところが少ないのが現代の暮らし方ですよね。
でも、やっぱり、限界が来ませんか?
ずーっと、家で、意思疎通がまだできない子供と2人っきり!命を預かっているという責任感とも1人でずーっと戦っている!かわいいはずの我が子なんだけど、なんだかもうそんな気持ちで我が子を見る余裕もなくなってきて、息切れが…
そんなとき、共同で育児をする形に少しでも近づくために、子育て支援センターも選択肢に入れてみてください。
子育て支援センターとは?
ざっくり言うと、就学前の児童と保護者の方の遊び場&交流の場です。子育てを応援するスタッフもいて遊具や本もあります。
以前からママ友に来なよ来なよ、と言われていたのですが、
私の場合は同居していて、昼ご飯や夜ご飯も作りながら通うと、そちらの方が負担も大きくて行かずにいました。
ところが、2人目ができて、そうすると調理中1人目が勝手に家の外に出れるようになって、(農家の一軒家なので、出口が沢山(汗))そうするとなかなか2人を見ながら料理ををするのが大変というか進まず、お義母さんが料理をしてくれることになりました。
かつ1人目ひーとんが、かなり動き回るようなったし、重くもなりまして。で、2人目を抱っこしながらひーとんと一緒に遊び続けるにも限界が出てきて、支援センターを度々利用するようになりました。
2人目を抱えながら1人目の3輪車を押す私。暑い!重い!日差しがいたい!(涙)
今思えば、1人目の時から行けばよかったな~って、思います。高千穂では、一番早くて、生後2か月から連れて来てる人がいました。
例えば東京でもこんな感じで似たような活動をされているところがありました。お住いの区域でもないか、一度調べてみてください↓
知らない集団に入るのが怖いのは当り前
そこに行く前にすごく不安!
もうママ友のグループとかできてるだろうし、自分は越してきて知らない人ばかりだろうし、
何話せばいいのかわからないし、子供にいっぱいいっぱいだし、無理無理無理!
という、あなた。
そんな感情が出てくるのは、当たり前なんです。
昔人間が猿だったころ、集団に嫌われるってことは、攻撃されるか、1人で生きていかなければならなくなったり、命の生き死にも直接関わってくる大事なことでした。なので、集団で嫌われることは恐怖なんです。
なので、集団に入る前に、集団になじめなかったらどうしよう、と恐怖を感じて緊張するのは当たり前なんです。
隣に座るママも気持ちは同じ
ここで私が言いたいことは、つまり、「集団に行くのが不安」なのも、自然なことなんです。そして、自然なことなら、みんな同じことを感じてるんです。
あなただけじゃありません。
性格や趣味が違っても、育児中に考えること、悩むこと、気持ち、それならだいたい、同じですよ。
だから、こういった場所に集まってきてるんだとも思うんです。
だって、もし育児に悩みがなくて、お家の中だけでうまく子育てができているなら、
わざわざ子供のオムツや飲み物を準備して、自分も一応外出着をしっかり来て、まだすんなり歩けない子どもを抱っこしたり、手を引いたり、たどりつくまでのいろんな面倒くさいことをやって、わざわざ来ますか?
私は「あー!外出するのに、メイク面倒くさい!車までと降りた後、みーとん抱えるのしんどい!でも、2人を家の中でずっと1人でてんやわんや相手するのはもっと大変!!!」と思いながら行っていますよ(笑)
だから話すことがわからなくても、
①子供いくつ~?
②出身どこ~?
③育児のコレコレが大変で~。悩んでて~。どうしてますか??
この鉄板の3ステップ踏めれば、だいたい会話ははずんでいきます。
会話も弾むけど、支援センターのバランスボールでも弾んだママ友たち。
たとえ悩みに解決策はない会話でも、会話の中に「そうだよね」「私も」の共感は溢れていると思うんです。それで孤独感は和らいでいくんじゃないかと思うんです。
でも、どうしても気にしちゃう人は、無理せずに人が少ない時間帯に行きましょう。
ここで話してる目的って、共同で子育てする、で、共同であればママ友でなくてもいいんです。
行けば必ず、その施設の管理の人がいますよね?その人とその場所で時間を過ごせば、それはそれで、その場所を提供してもらう形の共同子育てです。
最初から気合入れていくより、それぐらいの気持ちで行くと、行きやすいかもしれないですね。
実際に行ってみると…
私の場合、子どもが自分と同じくらいの年の子と触れ合って社会に出る練習になるのもあるけど、
やっぱり話して、
ああ、やっぱりそれで悩むのは私だけじゃないんだ、とか、ああ、私より大変だけど頑張ってるんだなぁ、とか、
思うこともしばしば。
それに、同じ悩みを経験してきたからこその、役立つ情報も沢山。
特に、ネットには載っていない、同じ場所に住むママたちだからこそのお役経つ情報が聞けるのが良い所。
「あそこのカフェは、子連れでも行きやすいよ!」とか、「子どもの歯医者さんは、あそこがいいよ」とか。
他には、「もううちの子はいらなくなったから~」と、お下がりやおもちゃを貰えることも!
このカレンダーの5日のイベントのように、不用品を交換し合う断捨離まつりもある。
実際私の友達で、私よりも後に支援センターに通いだしたけど、私より沢山の友達ができている人がいます。
最初は、それこそ知らない集団に入るのが怖くて、きっとそこにいるママ達はもとから地元の人でグループができていて、違う町から嫁いできた自分は溶け込めないと思っていたそうで。
でも、1人で家で育児はやっぱりいっぱいいっぱいで、子ども状態とかを相談している町の担当のスタッフの方に、わざわざ一緒についてきてもらって支援センターに飛び込んだそうです。
そうしたら、意外と転勤族の人も多いし、普通に溶け込めたそうで(笑)
今では自分の結婚式のタイミングが延びて、数か月後にやっと開くからダイエットに励んでいて、「夜は炭水化物食べないようにしてる!」「すごいね~!私もダイエット本気でやろうかな~♪」なんて友達のグループの輪の中で、楽しく会話しています。
私は、その友達の変化を見て、「親も成長していくんだな~。育児って「育自」でもあるよね~。」ってつくづく思いました。
ヨガ哲学の考えでは、調和を重んじます。共同で育児、共同で育自、そしてより周りの人と調和した暮らしができますように。
支援センターの春のお茶会イベント
最後までお読みいただきありがとうございました。パワースポット高千穂のヨガインストラクター、千穂ともこでした。